米食メインの日本人にとって欠かせない、炊飯器。
最近は象印やタイガーが製造する高性能の高級炊飯器から、2、3千円出せば買えるものまで、まさにピンからキリまであります。
「お米にはめちゃくちゃこだわりたい」という方はそうした高性能炊飯器を購入すれば満足できるかもしれませんが、一人暮らしをしていて、かつ、それほどお米にこだわりがない、という人は「手ごろな値段でそこそこのクオリティがあれば十分」と思っているのではないでしょうか。
私自身一人暮らしをしていて、お金がなく、お米にそれほどこだわりもなかったので、安くてそこそこのクオリティの炊飯器を探していました。
そこで、Amazonでも人気だった、山善の炊飯器YJE-M150(B)を購入してみたので、さっそくレビューしていきたいと思います!
アマゾンで購入しましたが、そのときは2780円と他の製品に比べてかなり安かったです。さすがコスパの山善。
中身はこんな感じでした。計量カップとしゃもじが付属しています。
Max1.5合なので、本体サイズは500mlのペットボトルと同じくらいで、ひょいと持ち上げあれるほどの軽さです。
フタはこんな感じ。
おそらく他の炊飯器と同様で、真ん中のゴムを外したら中蓋みたいのを外せます。
新しいからか、そのゴムを外すのは少々固め。
炊飯
しっかりと浸水させないとお米が固くなる、というレビューを参考に、30分ほど浸からせてから炊飯スタート。
スタートといっても、コンセントを挿した瞬間から有無も言わせず炊飯が始まります(笑)
レバーは炊飯か保温の二択のみです。
この炊飯器は予約機能がないので、「明日の朝7時に炊けるように」とすることはできません。
炊きあがりは正直パサパサ感もほとんどなく、いつも通りの炊飯という印象。
味
Amazonのレビューでは「レンチン米」のほうがおいしい、という低評価の意見もありましたが、食べてみるといつも通りのお米、という感じで、普通に美味しかったです。(ちなみに米はトップバリューの無洗米なので、別に特Aの高級米とかではありません)
正直、実家で食べてきたお米とほとんど違いが分からなかったです。
(舌が鈍感なだけかもしれませんが笑)
おそらく、固いとかまずいというコメントをされていた方は、しっかりと浸水させていなかったのではないかと思います。
炊飯は20分(+蒸し10分)ほどでできるのですが、すぐに炊き始めるため、そもそもお米がある程度浸水していなければ固くなるのは必然だと思います。
今回この炊飯器で炊いたお米を食べてみて、味を決めるのは炊飯器以上にお米の品質そのものだと思いました。
注意点
味が期待よりも高く、値段もかなり安いため、文句はほとんどないのですが、少しだけマイナス点というか注意点があるので書いておきます。
①予約は✖
上にも書きましたが、他の炊飯器にあるような予約機能はついていないので、家に帰ったら炊きあがってる、みたいなことはできません。
ただ、家に帰ってから30分あれば炊けてしまうので、別に予約できなくても不便は全くしていません。
②1.5炊くとあふれるかも
Amazonレビューにもありましたが、1合でも割と上の方までくるので、1.5フルで炊くと溢れる可能性があります。
③フタから水がこぼれる
90度にぱかっと開く典型的な炊飯器とは違い、弁当箱のように両横の取っ手を外す感じになります。
そのときに、フタの中の水がボタボタっとこぼれるときがあるので、横にタオルをおいておくなり、台所でフタを開けるなりして、水がこぼれたときの対策をしておきましょう。
手に負えないほど水があふれるわけでもないので、正直タオルがあれば余裕です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
いくつかの細かい注意点はあるものの、3千円以下の炊飯器としては上等ではないでしょうか。(期待がそもそも低すぎた)
かれこれ10回以上既に炊飯していますが、トラブルも全くなく、臭いも味も問題ないので、これからも使い続けてみたいと思います!
ではまた!