大学で意外とする人の多い、「休学」
インターンシップや旅など、休学する理由や動機は人それぞれだと思いますが、よほど確固たるモチベーションを持っていない限り、いざ休学してみようと思っても「休学」というものに対して不安を持つ人も少なくないのではないでしょうか。
僕自身この3月まで半年間(1セメスター)休学していましたが、休学する前はすごく不安でした。
そこで今回は、休学を考えている(悩んでいる)人に向けて、休学することのメリット・デメリットを紹介したいと思います!(デメリットに偏りすぎ笑)
あくまでどれも個人的な意見ですが、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
メリット
自分のやりたいことに全力を注げる(これに尽きる)
大学生活は授業やバイト、サークルなどで意外と忙しいですよね!
ですが、休学すれば、それらすべてから一時的に解放されます。
いわば、受験終わりの春休みみたいな感じです(笑)
とにかく時間ができるので、インターンシップや旅行、留学など、自分のやりたいことに文字通り全身全霊で臨むことができます。
こんな自由に自分の好きなことができる時間をつくれるのは、休学する最大のメリットですし、定年で退職するまで次はないのではないでしょうか。
「今やりたいことがある。でも長期休暇では足らない、もしくは時期が合わない。だから休学しかないんだ!」という人にとってはたまらないですね!
デメリット
1.卒業が遅れる可能性がある
在学中に単位をたくさん取っていれば問題ないですが、そうでないと単位が足らずに卒業が遅れてしまう可能性があります。(僕も結局5年卒業になりそう(´;ω;`))
もちろん休学の期間や単位などにもよるので、休学を考えつつ、卒業はすぐにしたいという人は、休学した場合のシミュレーションをしてみましょう。
2.自己管理が難しい
休学すると、授業がありません。毎日祝日です。
そんな中、自分のスケジュール通りの規則正しい生活を送り続けるのは意外と難しいです。
僕自身、最初はすごくウキウキして規則正しく過ごしていたのですが、数か月経つと段々だれてしまいました。(時間がたっぷりあるので異常にのんびりしてしまう)
ですので、自分に弱い人は特に要注意です!
3.推薦書を書いてくれる先生がいなくなる
これ、個人的にはかなり深刻な問題でした。
というのも、奨学金の申請などで大学の教授から推薦書を書いてもらわなければいけない時が意外とありました。(皆さんにもあると思います)
しかし、半年間も大学にいないと教授も僕のことを忘れ、いざ推薦書を書いてもらおうとメールをすると、
「私は君をしばらく教えていないし、推薦書を書くことはできない。君の今を知っている先生に書いてもらいなさい。」
とのこと。(泣)
これで僕は2人の先生から断られ、推薦書の提出が締め切り直前まで追い込まれてしまいました。
ですので、このことを踏まえ、休学する前は先生たちに覚えておいてもらえるように熱心に存在をアピールしておきましょう!(真剣)
4.意外と寂しい
これも休学してみて初めて実感したのですが、休学すると大学の友達と久しく会えなくて、さみしい気持ちでいっぱいになります。
もちろん大学から家が近ければ会いに行ってもいいとは思いますが、遠いとそうはいきません。
大学の友達がSNSに投稿する楽しそうな写真や動画を見る度に、「くう~......」ってなります(笑)
僕自身休学中はほとんど実家にいましたが、日々顔を合わすのは家族とバイト先の先輩だけ、という何とも狭いコミュニティでした(泣)(何度も気が狂いそうになる)
もし好きな人や恋人がいるのなら遠距離になるので、さらに辛いです。
まとめ
ここまで、休学することのメリットとデメリットを紹介してきましたが、いかがでしたか。(デメリット中心でしたが笑)
正直休学するかどうかは、孤高のメリットと数あるデメリットを天秤にかけてみた上で、価値を感じる方を選ぶことをおススメします!
僕自身休学中に好きなことをしていた時は、「休学してよかった!」なんて思っていましたが、それを終えてみると、「え、意外としんど」みたいに心情が変化してきました。
もちろん休学しなければ得られないものもたくさんあったので後悔はしていませんが、休学前の熟考が足らなかったなとは反省しています。
休学を考えているみなさんは少しでも参考にしてみてください!